
あーうん、
6/6
今日はなんの日…
かえるの日。
カエルの鳴き声「ケロ(6)ケロ(6)」の語呂合わせ。
らしいケロ。
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「ボウヤ、あぁ、ワタクシの可愛いボウヤ。
今日も立派な緑色ね」
目が覚めると大きな目がこっちを向いている。
ボクのママは毎朝、体の色を確認する。
そして、いつも褒めてくれる。
オタマジャクシの頃から、毎日、毎日。
手や足が生えてきた時も。
初めてジャンプをした時も。
朝食には好物のコオロギを丁寧にフライパンで焼いたのを
パンに挟んで食べる。
ママの作った料理が、
すっごく美味しくて、朝から晩まで
食べていられるね、きっと!
いや〜、
たまにはミルワームのパスタも食べたくなる時があるかもね。
食べている最中に、ママは話す。
「ボウヤ、今はどれくらいジャンプができるの?」
「うーん、中くらいの石を3つ分くらいかなぁ」
「へぇ、それくらいになるのかい。ヘビくらいは軽く飛び越えられないと、危険ねぇ、まだ外には行かせられないわァ」
「ヘビの長さって中石が10つ分くらいだから全然まだだね」
「そうね、外に行く時はワタクシの背中に乗って行きましょうね」
「朝ご飯食べたらさ、となり町へ出掛けたい!」
「いいわね、支度しなさい」
ママの背中、温かいやぁ…
ウトウトしてる暇はない。
ヘビが10匹、こちらを睨んでいる。
その
蛇たちが、ボクを…ママを…
食べてやろうか…と
大きな口を開けて、目掛けてきた。
するとママは、
ぴょーーーーーんと巨大な音を鳴らし
10匹のヘビを軽く超えて行った。
やっぱり、ボクのママは凄いや!!
気が付くと
ボクもママを褒めていた。
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